大阪イベントご感想 ピアニスト鈴木久美子さま

とある水曜日。YouTubeでいつもの浅村さんの声に酔いしれていたら、「大阪梅田のイベントで、スタッフを募集…」とのこと!

応援を形にしたい!
何か役に立ちたい!

やるっきゃない。直ぐにスタッフを申し出た。

本番12日前の「スタッフの打ち合わせ」。
iPadのzoom画面に映るのは、錚々たる面々。雷神さん・きんちゃん・そして浅村さん!!!
この私がこんな所に入っていいの!?
とビビりつつ、お酒の力を借りて臨んだ。笑

雷神さんから「浅村さんとのコラボ演奏」の提案を聞いてはいたものの、その話題ではドキドキだった。そして、浅村さんが、
「では『サクラノゴトク』を」と仰った瞬間、飲んだアルコールが一気に蒸発した。
「嬉しい」とかそういう感情はゼロ。
「私では申し訳無さすぎる!どうしよう!!」

私は、自分に暗示を掛けた。

来た!!! 今だ!!!

私は、出来る!!! と。

「サクラノゴトク」は、浅村さんの代表作。大好きなファンも多い。それはそれは、かなりのプレッシャーだった。翌日から、CDを何十回と聴いた。100回超えていたかも知れない。数小節を繰り返し細かく聴くので、何度も何度も止めながら…
聴音して楽譜を起こすと言っても、実音より半音下げつつ、ピアノの伴奏を編曲しながら楽譜を書く作業。35年前(音大時代) に使い込んでいた脳のある一部分を叩き起こし、鼻血が出そうになるくらい、頑張った。笑

みんなが大好きな『サクラノゴトク』のイメージを大切にしたい!

お客様に喜んでもらいたい!!!

浅村さんに気持ち良く歌ってもらいたい!!!

ただ、それだけだった。

いよいよ当日…。
リハーサルでの緊張と顔の強張りは、浅村さんの歌のパワーと音楽愛と、美人秘書のナッシーさんやスタッフの皆さんの歓声によって一気に和んだ。

本番で演奏が終わると、大きな拍手と、みなさんの笑顔が目に飛び込んできた。
心から嬉しかったし、本当に、ホッとした瞬間だった。

それまでの自分の生き方や考え方の上に想定内のレールを敷いていたら、今回の私は存在しなかった。
なりたい自分、在りたい自分を、しっかりイメージして(思考して)、目に見えないものや形にならないものを大切に… そうしたら、こんな幸せな経験をさせて頂けたし、何より、素晴らしい友達もたくさん出来た。

本当にありがとうございました。

次の名古屋のイベントも、その次の横浜のイベントも、素敵な人達に逢える「最高の楽しみ」なのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次